HSPとして生きる私が気づいたこと

HSPを知ったきっかけ
「ハイリーセンシティブパーソン(HSP)」という言葉を初めて知ったのは、
今から4年ほど前のことでした。
友人から「これひなのことじゃん!」と連絡をもらい、別の友人からも「この本、ひなちゃんのことを思いながら読んだよ」と言われて渡されたのが『繊細さん』の本でした。
周囲から「私ってこう見えているのか…!」と驚きましたが、読んでみると当てはまる項目が多く、「だから私はこんなに生きづらさを感じていたのか」と納得できました。
HSPを知っても、日々は変わらなかった
HSPは5人に1人いると言われています。
こんなに多くいるなら、みんな大変な思いをしながら生きているんだね…!
と、勝手に仲間意識を感じていました。
とはいえ、自分がHSPだとわかっても、日常は何も変わらず、今まで通りの生活を続けていました。
むしろ「HSPだと公言するのが恥ずかしい」と思うようになった時期もあります。
病気ではないのに、それを言い訳に「だからもっと優しくしてね」と言っているような気がしてしまったのです。
無理して「普通」に合わせようとしていた
当時の私は、仕事も配信もプライベートも、「人と同じようにすること」に必死でした。
「自分だけができないと思われたくない」「でも実際はできていない」
—— そんな葛藤の繰り返し。
周りには、HSPとは正反対の「繊細とは無縁」な人たちが多くいました。
HSPの特徴に一切当てはまらない、神経が丸太のようなタフな人、感情をそのまま爆発させる人。
とっても羨ましかったし、その人たちと自分を比べて苦しかった。
そんな苦しさから抜け出したいと、私は「HSPとしての自分の気質とちゃんと向き合いたい」と思ったのです。
HSPの人におすすめしたいこと
1. 環境を変えてみる
HSPの人は、環境の変化に強いストレスを感じやすいと言われています。
もし今の環境が合ってないと感じるならば、思い切って一度大きく環境を変えてみることをおすすめしたいです。
ただし、そのためには「どんな環境が自分にとって心地よいのか」を深く考える必要があります。
- わがままでいい
- きれいじゃなくていい
- 誰かのことを考えなくていい
まずは「自分」がどうなりたいのかを、紙に書き出してみると、自分の本当の気持ちを知るきっかけになります。
2. 「書く」ことの大切さ
「こんなの夢物語だよね…」と思うかもしれません。
でも、まずは潜在意識にある「本当に求めているもの」を書き出してみることが大切です。
特にHSPの人は、一人で考え込みすぎる傾向があります。
だからこそ「言語化すること」が重要。
何に生きづらさを感じているのかがわかれば、対処法が見えてきます。
私もずっと苦しんでいましたが、書くことで少しずつ解決策を見つけ、だいぶ楽になりました。
3. 自分を責めずに、俯瞰する
HSPの人は、自分の「ダメな部分」と向き合おうとしがちです。
でも、それよりも「自分が楽しいと感じることは何か?」を考えてみてほしいです。
- 「思い浮かばない…」という人もいるかもしれません。
- 「食べたいものも、行きたい場所も特にない」なんてことも。
それでも大丈夫。
少しでもいいので、時間をかけて考えてみてください。
1つ思いつくと、意外と次々に出てくるものです。
4. 「時間をかける」ことを大切にする
最近は「タイパ(タイムパフォーマンス)」や「コスパ(コストパフォーマンス)」が重視されがちですが、HSPの人にとっては、それが逆にストレスになることもあります。
だからこそ、「そんなの関係ねぇ!」と開き直り、時間をたっぷりかけてみてください。
何の生産性もない時間を過ごすことが、実は人生の中でとても大切なことだったりします。
人のことばかり気にして、自分に時間を使えていない人ほど、ぜひやってみてほしい。
最後に:自分を大切にすること
HSPの人は「悩むこと」が習慣になってしまいがちです。
でも、結局のところ 自分を理解し、大切にできるのは自分自身 なんですよね。
とはいえ、人は一人では生きていけません。
だからこそ、まずは自分を理解し、そこから他人との関係を築いていくこと が大切。
私たちが悩んでいることの多くは、「自分でどうにかできること」ではないのかもしれません。
だからこそ、「今」に目を向けて、自分を大切にすること を意識していくこと。
- 植物を愛でるように、自分に水や肥料をたっぷり注ぐ
- そんな自分を大切にしてくれる人に、感謝する
偉そうなことを言いましたが、私もまだまだ人生の途中です。
これからどんな未来が待っているのかはわかりませんが、これからも自分を理解し、少しずつ理想に近づいていけたらいいなと思っています。